ホルモンバランスを保つために必要なこと

真のアンチエイジングはホルモンバランスをより若々しいレベルに保つことです。

 

重要なホルモンの多くは、年齢とともに減少しますが、『最適』なホルモンバランスを保つためには、ホルモン補充療法よりも大切にしたいことがあります。

 

ここで『最適』とお伝えしましたが、どういうことでしょうか?

 

減ったホルモンを若々しいレベルに回復するために、ホルモン補充療法(HRT)を用いられることがあります。

確かに医学的なホルモン補充療法によって、減ってしまったホルモンを増やすことは可能です。

しかし、人工的なホルモンを使用した方法は、望ましくない副作用を招く危険性があります。

また、ホルモンが多ければ多いほど良いということでもありません。

最適なホルモンの量やバランスは、指紋が一人ひとり違うように、人によって異なります。

その自然なバランスを崩したり、増やしすぎてしまうことは危険を伴うこともあります。

 

大切なのは、あなたが元々持っている最適なホルモンバランスを低下をできるだけ遅らせることなのです。

 

では、具体的に何に気を付ければ良いのでしょうか?

それは、

 

・体内に必要な栄養素を摂取し、ホルモンを管理している内分泌系の働きを妨げない食習慣

・ホルモンをしっかり生成するために『深い睡眠』をとること

 

です。


1 体内に必要な栄養素を摂取し、ホルモンを管理している内分泌系の働きを妨げない食習慣

最適なホルモンバランスを乱す食事は、健康とは言えないところか、老化を加速させてしまいます。

ホルモンバランスを乱す食事の具体例としては

 

・トランス脂肪酸

・ダイオキシン

・水銀

・酸化した油

 

などがあります。


2 ホルモンをしっかり生成するために『深い睡眠』をとること

実は、睡眠には『身体の回復』のほかに『脳の回復』もあります。

脳が回復することで、ホルモンの司令塔である『脳下垂体(視床下部)』のはたらきが回復し

結果、ホルモンバランスが最適な状態に保たれやすくなるということです。

 

そのような睡眠を得るには『どれだけ長く寝たか(時間)』よりも

『どれだけ深く寝たか(質)』が大切であり

深い睡眠の要となるのが『就寝時にセロトニンがしっかり分泌されている』ことなのです。

 

セロトニンの90%以上は『腸』で生成されるため、

腸内環境を整えることは質の良い睡眠を得る大切な方法の一つです。