正しい姿勢のためには、3つの大切な土台があります。
1つ目:仙骨を立てること(➡詳しくは、「仙骨立て」のページを参照)
2つ目:インナーマッスルを鍛えること
3つ目:関節の可動域を広げること
それぞれ詳しくみていきましょう。
3つ目の「関節の可動域を広げること」について。
関節の可動域が広がると、身体が動かしやすくなります。これは、イメージしやすいかと思います。
身体が動かしやすくなるとどうなるでしょうか?
日常生活の簡単な動きは、関節の可動域の❝余裕❞の中で行われるので疲れないし、スムーズに感じます。
特に、胴体(体幹)部分がしなやかに使えると、腕~胴体~脚の連動性が高まりので、動くときの関節の負担が格段に減ります。
これこそが、美しくしなやかな歩きができる身体へとつながり、
結果的に健康で疲れない身体になります。
また、『脂肪は関節の可動域が広いところ=よく動くところに蓄積しにくい』という性質があります。
ということは、つまり、『関節の可動域が広がると、痩せやすい身体になる』とういうことで美容的な効果も期待できるということです。