アンチエイジングには糖より脂質

強く健康な細胞をつくるのに、前回の記事では

*体内をきれいにすること ➡ https://www.cell-body.com/cellbody.food-5/

*水分補給 ➡ https://www.cell-body.com/cellbody.food-8/

をお伝えしました。

 

では、つづいて強くて健康な細胞をつくるための『材料』が必要なわけですが

それは何でしょう?

 

炭水化物?タンパク質?脂質?

 

正解はタンパク質・ビタミン・ミネラル・良質な油です。

ここでは『良質な油』について説明します。

 

 

 

良質な油が必要な理由の一つに、

細胞の周りを覆う『細胞膜』の主成分は脂肪(脂肪酸)であることがあります。

 

細胞膜は

①細胞内に必要な栄養素や酸素の取り込みを行う

②不要な老廃物や有害物質の排出

③ホルモン生成や分泌の調整をする

④イオン濃度の調整

⑤細胞間における情報伝達

などの重要な役割があります。 

 

そのため細胞膜の材料が不足したり

質の悪い油(トランス脂肪酸や酸化した油)でできた細胞膜は

酸素や栄養、老廃物などが細胞内外への受け渡しがスムーズに行われなくなり

代謝やホルモン合成の低下、老廃物の蓄積などを招きます。

  

さらに、心臓以外のすべての機能の司令塔である

『脳』の成分の60%は脂肪酸で構成されているともいわれています。

つまり、脂質の不足は脳の機能低下にもつながる可能性があるということです。

 

油の必要性について、ご理解いただけたと思いますが

それでも油は太るからと控える方がいらっしゃいます。

しかし、油を摂りすぎて太ったという根拠はないのです(例 オリーブオイルを1ℓ/日とって太ったなど)。

 

肥満に繋がるのは『油』ではなく『糖』です 。

カロリーを気にしていたら、本当に健康になることは難しいです。

 

では、どんな油を摂っていくのが良いのでしょうか?

*必須脂肪酸(ω3系:青魚・生くるみ・ペカンナッツ等、ω6系:ごま油など)

*一価多価不飽和脂肪酸(ω9系:オリーブオイル)

*飽和脂肪酸(動物性脂肪など)

 

一価高不飽和脂肪酸、飽和脂肪酸は体内で合成できるので

メディアでは必要性はあまり言われていませんが

体内で作れるから十分足りているといことではありません。

 

特に飽和脂肪酸は太るから、動脈硬化につながるからと

肥満の人は避けましょうとか、控えましょうとか言われていますが

それは逆で、むしろ脳や赤ちゃんが最初に栄養源として摂取する母乳のほとんどは『飽和脂肪酸』なのです。

 

身体に必要不可欠な臓器や栄養源が『毒(とってはいけないもの)』で構成されているのは、考えにくいです

必要だから、存在するのです。

 

いつ何時でも

『これは細胞にとって必要なものかどうか』の判断基準で

食べ物を選択すれば、どんな情報にも惑わされずに済みます。

 

 

 


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