骨を強くするためには、『カルシウム』『ビタミンD』などが有名ですよね。
そのために、カルシウムやビタミンDの多い食品を食べましょう!とよく言われていますが、
それよりも大事なのは 体内のPHを調整することです。
どういうことでしょうか?
ヒトの血液は常にPH7.3~7.4と一定に保たれています。
これよりも高い(アルカリ性)または低い(酸性)に傾くと、人間は致命的になります。
体温と同じ原理です。人間の体温も35度~36度で一定に保たれていますよね。
しかし、実は私たちが毎日摂取する食品のほとんどは酸性食品が多いので、
毎食毎日、酸性食品ばかりと摂取すると
血液のPHが正常よりも酸性に傾きやすくなります。
そうなると、体内では『これは危険だ!!』と察知し
血液のPHを少しでもアルカリ性に戻そうとするのです。
では、どうやって血液のPHをアルカリ性の方向に戻そうとするのでしょうか?
答えは『骨』です。
実はカルシウムは強いアルカリ性ミネラルと言われています。
なので、骨のカルシウムを溶かして、血中に流すことでPHを7.3~7.4に保とうとするのです。
これを【カルシウム恒常性】といいます。
なので、酸性食品ばかり摂り続けていると
体内の骨のカルシウムがどんどんPH調整のために失われるので、
その結果、骨がスカスカになる(骨密度の低下⇒骨粗しょう症)などの危険を招いてしまいます。
実際の年齢よりも、骨の年齢が高い人がいます。
その方に行うアドバイスとしては、まず
カルシウムの多い食品をとることよいりも、
まず毎食酸性食品と同時にアルカリ性食品を摂って、PHの調整のとれた食事をしているか?
ということなのです。
では、どんな食品が酸性食品で、どんな食品がアルカリ性食品なのでしょうか?
これは調べたら比較的すぐにわかるのですが
実は、世の中の殆どの食品(お米、パン、麺、肉、魚、卵、ジュース、コーヒー等)は酸性食品と言われており、アルカリ性食品の品数のほうが少ないと言われています。
アルカリ性の食品の一つとしておすすめなのは、
緑の濃い葉野菜です☺
毎食の食事で、酸性食品とともにアルカリ性食品を入れることで
体内の骨の健康を守ってあげましょう!
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