細胞にとって必要な栄養学を理解するうえで、
それぞれの各栄養素を学ぶだけでは不十分です。
細胞の栄養学を理解するためには
『食べ物全体』と
『食べたときに、ヒトの身体がどのように働くか』
を考えることが絶対に重要です。
例えば、サプリメントは良いと分かっている栄養素(ビタミンCなど)は豊富に含まれていますが
豊富に摂ることは、ヒトとして本当に必要なのでしょうか?
治療の一環として、医師に処方されるのなら別ですが、
私たちが健康で美しくいるためには
サプリメントなど、単体で栄養素をとるよりも
ホールフード(食品)から摂るほうが人間の身体・健康には役立ちます。
何故なら、食品からは
・既知の栄養素(糖質・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラル)を複合的に摂取でき
・未知の栄養素をも摂取できるからです。
実は現在の研究や歴史で分かっている栄養素はまだ完全ではないといわれており、
まだまだ人間にとって大切な栄養素は解明されていないと言われています。
さらに、単体で栄養素をとるよりも
食材から複合的に栄養素をとるほうがそれぞれの栄養素の効果が発揮されます。
例として、アサイーはとても抗酸化力に優れた食材ですが
アサイーの抗酸化成分の一つである「アントシアニン」は、アントシアニンのみ抽出した場合よりもアサイーを丸ごと摂取したほうが抗酸化力が高いという研究結果があります。
つまり、抗酸化成分を単体で摂るよりも
アサイーという食品ごと摂るほうが、抗酸化力は発揮されるということです。
そのため、○○が身体や肌に良いからと言って
サプリメントを飲むよりも、
身体によいと言われる食材を摂るほうが
人間にとって良いというわけです。
そして、この『身体によいと言われる食材』をどのように摂るか?
というのはまた今後の記事やLINE記事(公式アカウント)等で掲載いたします。