一見、下記のようなエクササイズは大殿筋に有効なエクササイズに見えます。
しかし、腰椎(腰の骨)で代償しているケースが多いです。
特に、反り腰が常態化している方や、太ももの張りにお悩みの方は、純粋な股関節伸展の可動域に制限があります。
人間の解剖学的に股関節伸展の参考可動域は『わずか15度』なのです。
つまり、それ以上の可動域で足を上げた時、股関節伸展可動域を補うため、
カラダは腰椎を過剰に伸展する(つまり腰を反って足やお尻を上げる)代償動作を引きおこします。
これは、腰椎に負担がかかるので、お尻が使われないだけでなく、腰痛を引き起こしてしまいます。
正しくヒップを活性化するには、腰椎の代償を抑えることです!
具体的には、『前鋸筋(わきの下の筋肉)』『腹筋群(とくに腹横筋)』の使った状態、つまり腰の骨を伸ばした状態(腰椎の屈曲という)を保持しながら行うことです。
是非参考にしてみてください!