筋トレは筋肉を増やすためのものではない ~痩せるために必要な3ホルモン~


筋トレについての概念については前回の記事でご理解いただけたと思います。

 

ハードルが下がったとことで、実際にどのように【痩せやすくなるための筋トレ】をすればよいのかを考えていきましょう。

 

それには3つの痩せホルモンが要になります。

 

  1. 成長ホルモン
  2. レプチン
  3. セロトニン

それぞれ詳しくみていきましょう。


1 成長ホルモンを増やす

筋トレで最大のメリットは、美容ホルモンである『成長ホルモン』の分泌にあります。

スクワットなら、太ももがもう辛い、、という感覚を得た後に分泌されます。

つまり『もう無理!限界!!』まで追い込むことが大切なのです。

回数はあと決めでオッケーなので、この、キツい!の感覚を得ることが優先。

 

動作が速くなるほど、または超スローになるほど、

 

この感覚を得やすくなります。


2 過剰な食欲を抑制する『レプチン』の分泌を促す

運動をすると食欲が増える…これを経験したことがある場合、

まず間違いなくやり過ぎです。

過度の運動は、ストレスホルモンを分泌し(コルチゾール)、

血糖値が上がり、その反動で急降下するときに、食欲が促される

そこで糖質を過剰にとると、インスリンの働きがより悪くなり(インスリン抵抗性)

すぐにまた何か食べたい衝動にかられる。しかし、糖質の消費よりも摂取が上回っていくので、余分の糖質は脂肪として蓄積される。

 

逆に程よく設定された運動であれば、心地良さや快適感を得られる。

これはストレスホルモンを抑えることに繋がります。

さらに、空腹ホルモンである『グレリン』の分泌を抑えます。

そして、グレリンの逆の働きである、食欲抑制ホルモンのレプチンが正常に分泌されます

レプチンは脂肪細胞から脂肪を分解し消費する機能もあります。

 

運動ストレスの強度は個々に異なりますが、

一般的には20分∼1時間以内の運動が目安。

この範囲を超えるとコルチゾールが増し、ストレスを溜め込んでしまいがちに。

 

そのため、この範囲の運動時間を目安に取り入れていくようにしましょう。


3 セロトニンの分泌を促す

セロトニンとは別名、幸せホルモン。

リラックス時や好きなことをしている時、副交感神経が優位になり分泌されます。

筋トレや運動自体は、交感神経優位なので、相反するストレスホルモンが分泌される。

 

しかし、程よい負荷であれば、その後にこれが切り替わり、

副交感神経の高まり、セロトニンレベルが上昇していきます。

セロトニンは睡眠ホルモンとも深く関与し

 

入眠時にセロトニンがしっかり分泌されることで、睡眠の質も高まっていきます

 

そうすれば、入眠1時間後くらいに成長ホルモンも分泌されるようになります。

一石二鳥ですね。


まとめ

まとめると、筋トレをする意味として

・過去の代謝のピークを取り戻すために

3つの痩せホルモンの分泌を高めるために

これが今、あなたが筋トレを取り入れる意味になり、原動力となります。

 

仮に、必要以上に筋トレを行っても、

そのピーク時に戻った後から、筋肉量を増やすことは至難の技です。

 

女性は男性の1/20しか筋肉を増やすホルモンがないこと。

また、そのホルモンの影響は

上半身や体幹には大きく影響する反面、

下半身ではほぼ男性と同様になる。。

 

つまり、鍛えれば鍛えるほど、

太ももやヒップなどの下半身が大きくなる。

それが好きならそれでも良いですが、

しなやかな女性らしいボディラインを求めるなら不要です。

 

ダイエット・ボディメイクは苦痛を乗り越えること!ではなく

きちんと知識を持って、体質変化、ホルモンバランスを整えること。

ここに得たい効果を得られる秘訣があります。

 

ダイエット・ボディメイクには

筋トレをしないと、運動は苦手、太くなるのでは?の不安

きっかけがなかなかない、続かない…

 

そう思い込まされているあなたは、ぜひご参考にしてください。


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