ちょっと難しい表現になってしまいましたね💦
要は、『正しい歩き方を実践する前に、身体そのものを整えたほうが手っ取り早い』ということです。
例えば、猫背。
人の背骨は、もともと自然なS字カーブを描いており、上から頸椎(けいつい)胸椎(きょうつい)腰椎(ようつい)となっています。 猫背はそのうちの胸椎が極端に湾曲している状態です。
猫背は、骨の形が変わってしまったことで起こります。このような状態になりますと、
意識しても胸を張ることが難しい、または代償動作として腰を反ってしまいます。
この場合、まず意識で正しい姿勢や歩きをもっていくのは難しいです。
まず行うべきなのは、猫背の状態を良くして(胸椎の過度な弯曲を改善して)
胸を開きやすい状態(胸椎の伸展といいます)をつくっていく土台作りなのです。
正しい骨格づくり ⇒ 正しい姿勢や歩きの意識(頭で考えて、動かす)⇒ 正しい姿勢と歩きの無意識化
というプロセスが重要なのです。
正しい骨格ができると、
一生懸命力まなくても、ラクに正しい姿勢や歩きに意識的に作ることができます。
実は正しい姿勢や歩きというのは、力んで作るものではありません。
筋力トレーニングのように、どこかに一点集中で力を込めて動かすのとは違います。
骨が正しい位置にあると、全身の筋肉をバランスよくしなやかに使えるので
正しい姿勢で歩くけば歩くほど、どんどん代謝は上がり、健康になっていくのです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
正しい骨格の重要性に気付いたあなたは、今からさっそく体型(骨格)を整えたい!と思ったはずです。
では、どの部分に着目して骨格の歪みを整えていけばよいのか?
次回はその点についてお伝えします!お楽しみに✨