正しい骨格作り5選


前回の内容は正しい姿勢や歩きをしっかりできるようになるためには
そもそも『正しい骨格』ができていないといけない!ということを学びましたね。
闇雲に歩くことがいけないのはもちろんですが、
分かっていても身体を思うようについていけない理由はここにありました。

では、正しい骨格を整えるためには、どこに着目すると良いのでしょう?
今回はその5つの点についてお伝えします!
これが分かれば、あなたも自分自身で骨格を調整するヒントが得られるはずです。
それは、
『肩(肩関節・肩甲骨)』
『胸(胸椎)』
『骨盤』
『股関節』
『足部(足関節・足裏・足指)』
です。

5つが整っていないことで起こる疾患や症状

簡単ではありますが、この5つが整っていないことで起こる疾患や症状を先に挙げます。

皆さんも当てはまるものはあるでしょうか?

当てはまるものがあった方は、ここの部位を優先的に調整をしていくと良いでしょう。

また、これらの病態は一部位の骨格の歪みではなく、殆どが複数(3部位以上)重なって歪んでいます。

 

・肩(肩関節・肩甲骨)

⇒肩こり、巻き肩、四十肩、五十肩

 

・胸(胸椎)

⇒猫背、巻き肩、ストレートネック、呼吸が浅い

 

・骨盤

⇒腰痛、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎椎間板症、ぎっくり腰、反り腰

 

・股関節

⇒腰痛、膝痛、O脚・X脚、反り腰

 

・足部(足関節・足裏・足指)

⇒偏平足、外反母趾、内反小趾、O脚・X脚


肩関節の歪みの違い


胸骨の歪みの違い


骨盤の歪みの違い



骨盤の歪みと股関節の関係

足首の歪みの違い

足裏の歪みによる問題



優先的に見るポイント

ここまで読んだあなたは、『なるほど!』と思った反面

『歪んでいるところだらけで、何から直したらよいのかわからない!』と思った方もいるのでは?

身体を整える上で、優先順位というものがあります。

 

それは…

 

『骨盤』です。

 

骨盤の傾きや形は、体型がそれぞれ異なるように種類があります。

自分の骨盤のタイプを知ることによって、どんなエクササイズやストレッチをしていけばよいか?

それが分かれば、最速で骨盤が整い、それに伴って、他の4点も整いやすくなるはずです。


まとめ

ここまで長々とお伝えしてきましたが、まとめますと

  1. 正しい歩き方を実践する前に、身体づくり(正しい骨格づくり)が大切
  2. 正しい骨格づくりには『肩・胸・骨盤・股関節・足部』を整えること
  3. 正しい骨格づくりには、まず『自分の骨盤タイプ』を知ること
  4. 自分の骨盤タイプに合ったエクササイズ・ストレッチを行い、骨盤から整える

ということです。

 

では、『自分の骨盤タイプ』って何??ということですよね。

この点について次回お伝えします!楽しみにしていてください!