正しい姿勢のための3つの土台ができあがりました。
さあ、正しい歩きにうつりましょう。
正しい歩き方というのは、「身体に無理な力が入らない歩き方、つまり、滑らかで疲れにくい歩き方」です。
そのために必要なポイントが以下の7つと捉えています。
すごく大切なポイントですが、これらは
・正しい姿勢の3原則
・正しい歩きの3原則
がある程度できていることが条件です。
この原則を無視して、上記の7ポイントを頑張ろうとしても
身体がうまく動かないので、一部の関節に過度に負担をかけて痛みになったり
ボディラインが崩れる誘因になります。
順番を間違えないようにすることがポイントです。
ただし、歩き方には人によってさまざまなクセがあります。
日本人は、たくさん歩くことの重要性は理解していますが(1日1万歩歩きましょうというのが代表例)、
歩き方の質を重要視しているひとはほとんどいないと思います。
なので、自分では気が付かなかったり、何が悪いのかが漠然として理解していない方も多いです。
悪い歩き方は、確実に足腰を痛めます。
正しい歩き方は、独学で、自分の意識である程度まで治すことができるかもしれません。
しかし、なぜウォーキング教室を行っているかというと、一人ひとり全然違うからです。
そして、言葉で理解したつもりになっていても、身体がうまく癖付けできない。
さらに、うまく癖付けできないのには理由があります。
それは、『正しい姿勢と歩き方をスムーズに身につけるための身体づくりができていない』からです。
正しい姿勢と歩きに必要な筋力・必要な柔軟性・必要な可動域が確保されていないからです。
これは意識だけではどうにもできません。
意識と、意識通りに体がスムーズに動く身体づくりを正しい方法で行うことなのです。
つまり、
*正しい姿勢と歩き方の練習や意識 に加えて
*正しい姿勢と歩き方の練習がうまくできるためのカラダづくり
を同時並行で行うということです。
このことについては、具体的に次回の講座でご案内いたします。