29日目:大殿筋の下を鍛える~応用編~


おはようございます!

 

最初はどこに効いているのか分からず、

うまくできなかったエクササイズも

 

「続けることで出来るようになってきました!」

「できるようになることが少しずつ増えて、楽しい!」

とのメッセージを頂くようになり

やっぱりできるまで継続するって大事だなと、私も学ばせていただいております🌟

 

自重のエクササイズは

効くか?効かないか?は自分次第になります!

 

いつもより効いていないな…

 

と感じたら、フォームを確認してみてください!

 

ということで本日は

●お尻のアウターマッスルの確認

●大殿筋と中殿筋の違い

についてお伝えします!


お尻のアウターマッスルの確認

アウターマッスルは本来、

2つの関節をまたぐ筋肉のことをいいます。

 

インナーマッスルは

1つの関節をまたぐ筋肉のことをいいます。


大殿筋の場合

それを考慮して、お尻を見てみると

大殿筋というアウターマッスルは

 

●股関節

●仙腸関節

 

の2つの関節をまたぐので、アウターマッスルになります💡



中殿筋の場合

一方、中殿筋は

●股関節

の1つしかまたいでいないので、本来はアウターマッスルの定義と外れます💡

 

しかし、最大限動くと股関節をずらす方向に働くため、

インナーマッスルの中でもアウターマッスル的に働きをします🔥

 

ということで、ここではアウターマッスルにしていきます💡

 

ちょっと細かいところですが、

中殿筋をインナーマッスルと伝えている人もいるので、一応お伝えしました!



大殿筋と中殿筋の違い

大殿筋と中殿筋は似たような働きをするんですが、

働きが違う部分もあります💡


大殿筋の場合

大殿筋は、

●脚を後ろに引く(股関節の伸展)

●脚を外に捻る(股関節の外旋)

という働きがありますが、

大殿筋の上と下では働きが微妙に違います!

 

大殿筋の上の部分は、脚を外に開く(股関節の外転)というはたらきがあり、

大殿筋の下の部分は、

脚を閉じる(股関節の内転)という働きがあります!


中殿筋の場合

中殿筋は、

●脚を外に開く(股関節の外転)

という働きがありますが、

中殿筋の前と後ろでは働きが微妙に違います💡

中殿筋の前側は

脚を内に捻る(股関節の内旋)×脚を前に蹴る(股関節の屈曲)

という働きがあります!

中殿筋の後ろ側は

脚を外に捻る(股関節の外旋)×後ろに引く(股関節の伸展)

という働きがあります!


お尻の上を鍛えるとき

お尻の上にボリュームをつくるエクササイズをするときは

●脚を外に捻る

●脚を外に開く

●脚を後ろに引く

という動きをしているため

 

大殿筋の上側と中殿筋の後ろ側

 

が同時に鍛えられ、終わった後はボリュームアップしやすくなります!

 

しかし、こればかりやると

上ばっかりボリュームがつくため、

 

お尻がピーマンに!


大殿筋と中殿筋の違い

ただ、大殿筋と中殿筋には、決定的な違いがあります!

 

中殿筋は、

股関節が曲がった状態だと働きません!!

 

そのため、大殿筋だけにしっかり刺激を入れたいときは

このように↓股関節を曲げてエクササイズをします!

脚を開くと、本来は大殿筋の上に力が入るのですが、

四つん這いの状態で脚を開いていくと

 

お尻の下

 

に力がはいります!

 

そのため、四つん這いで脚を開くエクササイズは

お尻と太ももの境目をつくるのに大切です!


解説編

エクササイズ編